
「ALT・AST・γ-GTP」の見方
健康診断の結果に並ぶ「ALT」「AST」「γ-GTP」。なんとなく見過ごしがちですが、肝臓の状態を知る大切な手がかりです。それぞれの意味をわかりやすく解説します。
📋 この記事でわかること
ALT・AST・γ-GTPがそれぞれ示すもの
数値が高くなる主な要因
数値が気になるときの考え方
🔬 ALT・AST は肝臓の細胞の状態を映す
ALT(GPT)とAST(GOT)は、肝臓の細胞に多く含まれる酵素です。肝臓の細胞がダメージを受けると、これらが血液中に漏れ出すため、数値が高くなります。とくにALTは肝臓に多く存在するため、肝臓の状態を反映しやすいとされています。ASTは肝臓だけでなく心臓や筋肉にも含まれるため、両方の数値を合わせて見ることが大切です。
🍶 γ-GTP はお酒との関わりが深い
γ-GTPは、アルコールに反応して数値が上がりやすい酵素として知られています。お酒をよく飲む人で高くなる傾向があり、飲酒習慣の影響を映す目安になります。ただし、お酒以外の要因でも上がることがあるため、これだけで判断はできません。
📈 数値が高くなる要因はさまざま
これらの数値は、飲酒のほか、脂肪肝、肥満、薬の影響など、さまざまな要因で変動します。一度高いからといって過度に心配する必要はありませんが、繰り返し高い、基準を大きく超えているといった場合は注意が必要です。
🩺 気になる数値は医療機関で相談を
肝臓の数値は、生活習慣の見直しで改善が期待できることもあります。とはいえ、数値の意味や対応は人によって異なります。気になる結果が出たときは、自己判断せず医師に相談しましょう。









